全英オープンはグランドスラムの中でも別格

ゴルフの全英オープンはグランドスラムの中でも別格扱いされていると考えても良いかも知れません。名目上グランドスラムは同格的な扱いの雰囲気はありますが、やはりゴルフの聖地ともいわれるイングランドで開催される全英オープンは注目度が格段に違うという事があります。

これはゴルフというものが伝統や格式を重んじるという精神があるという事もあるので、この大会に意義深いものを感じる人が多いという事もあると考えられます。

全英オープンの難しさ

この全英オープンはコースがとんでもなく難しいという事でも知られるところで、自然を利用していてこの自然に打ち勝つという事をしなければならないという事もこの価値を高めている要因という事になるのかもしれません。これはある意味では神格化的な考え方ではありますが、多くの人がそう考えれば理由はなんとでもいいわけです。

ゴルフは自然との戦いといっても順位の決め方はプレーヤー同氏の競争によって順位が決まるわけですから、自然を克服するという戦いではなく、人同士が競い合っているという事になります。しかも、自然を相手にしているので風が強く吹いた時にはその選手は不利となり逆になれば有利になるという選手が出てくるという事で、この試合というのは選手にとって有利不利が分かれやすい試合だという事にもなります。ですから、選手としてはあまり好かれないコースという事になりかねないわけですが、そこには伝統と格式という目に見えない付加価値がありますから、それに惑わされて多くの人がこの試合は価値が高いと考えてしまうわけです。